環境問題 翻訳チーム・ガイア
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 環境問題翻訳チーム・ガイア

Our Mission Statement

20021122日、人格なき社団として登録するにあたって)

 

環境問題翻訳チーム・ガイアは1994年、環境問題を専門に翻訳するチームとして発足しました。 

当時はまだニッチ的分野であった地球環境問題分野で、質の高い翻訳を提供するという翻訳チーム本来の目的の前に、ガイアには、「広く社会、ひいては世界とつながるような質の高い仕事をしたいと願い、またそれをなし得る可能性を持つ女性たちが、自分の住む地域を離れず、地域や家庭で活躍しつつ、その可能性を追求できる機会を、またそれを可能にするためのキャパシティビルディングの場を、提供する」という第一義の目的があります。

 このたび「人格なき社団」(民間団体)として登録するにあたり、

その第一義の目的を確認すべく、このMission Statementを作成しました。

 1994年当時の発足メンバーは、大半が神奈川県の東急田園都市線沿線に住む女性の翻訳者たちでした。大学を卒業し、仕事に就いた後、結婚や出産を機に仕事を辞め専業主婦となり、それでも社会とのつながりを仕事という形で実現したいと願い、在宅で仕事が可能な翻訳という職種を選んだ女性たちでした。

 当時も、そして21世紀になった今も、多くの女性が二者択一の選択を強いられます。「仕事か家庭か」。しかしこの問題の立て方には重要な視点が欠落しています。これは実は多くの場合、「一日の大半を過ごす場所が、自宅から電車で1,2時間離れたオフィス街か、それとも自宅のある地域か」、という選択でもあるという視点です。 

少子化を迎え、女性の社会進出がさらに進み、男女ともが「家庭よりも仕事」を選択した場合のマイナス面は、「各家庭のプライベートな問題」として語られます。ここでも欠落しているのは、男女ともが一日の大半を、自宅のある地域を離れて過ごすことを選択した場合のマイナス面が、単なる私的(プライベートな)問題ではなく、自宅のある地域の「公共的(パブリック)な問題」でもあるという視点です。 

究極的には、20代から50代の男女の大半が、日中いなくなってしまう「まち」や「地域」。子供たちと高齢者が、日中残っている「まち」や「地域」。そうなってしまった場合の公共的(パブリックな)問題を私たちは懸念しました。 

環境問題を翻訳する中で私たちが学んだことの大原則は、「そこに当たり前に存在しているものには、見過ごされている大きな価値」があり、その価値が損なわれれば、「想像を絶する重要な影響が生じる」ということでした。水や大気、生物の多様性など、当たり前に存在しているものを守り育てることをせず、ただ失われるに任せることで生じる数々のマイナス面が、地球環境問題そのものである、ということでした。 

私たちは「まち」や「地域」も同じだと考えます。一つの生態系として、守り育てる人がいなくなった時に、どんなマイナス面が生じてくるのでしょう。それは今では想像し難いことではありません。 

私たちは、地元に残り、地元と家庭を守り育むことのできる場所で、一日の大半を過ごすことを選択します。

将来世代の子供たちを大切に育むために、その子供たちや親たちが生きる場所である「家庭」、そして「まち」や「地域」を充実させ、その場を『原風景』として一生誇りに思え、勇気を得る場所とするためのマンパワーとなることを選択します。 

そして同時に、自分たちが培ってきた能力を、社会の中で仕事として生かすために、「広く社会、ひいては世界とつながるような、質の高い仕事をしたいと願い、またそれをなし得る可能性を持つ女性たちが、自分の住む地域を離れず、地域や家庭で活躍しつつ、その可能性を追求できる機会を、また、それを可能にするためのキャパシティビルディングの場を、提供する」ために、環境問題翻訳チーム・ガイアを立ち上げます。

 

About ガイア

私たちは、環境問題に関する英文・和文を専門としている翻訳者チームです。

  • 私たち『ガイア』は翻訳者だけでなく、プルーファー、チェッカー、コーディネータなど、チーム全員が環境問題の知識を有している、 あるいは勉強しようとする意志のあることを加入の最低条件としています。
  • また最新の情報やより深い知識を求め、積極的に国際会議やシンポジウムなどに参加、専門性を高めるため勉強しています。
  • 2007年現在、環境省の仕事をはじめ、各種NGOや企業、研究機関などから幅広く、英訳・和訳を受注するのみならず、 環境関連報告書の英文文書の校正、国際会議の資料作成及び事務局、さらには、環境省英語ホームページの 英語原稿翻訳管理を任されるなど、その専門性と質において高い評価を受けています。
  • 現在、登録翻訳者数は20名を超え、英訳は特に質の高さを確保するため、アメリカ在住の英語のネイティブチェッカーにチェックを依頼するなど、 連携してより良い翻訳を目指しています。

「ガイア」方式

翻訳業界にながらく携わっているなかから、翻訳の質を確保するために特に重要なことを以下のように捉え、『「ガイア」方式』として実践しています。
  • 訳者、コーディネータ、プルーファーなど、翻訳を納品するまでに関わるすべての人が翻訳者としての能力を持ち、 翻訳に関わる幅広い経験を持ち、翻訳の観点から適切な指示を出し、判断を下せること。
  • 翻訳者のみならず、コーディネータ、チェッカー、編集者など、一つの翻訳を完成させるのに携わる人すべてが、その訳文の分野における専門的知識を有していること。
  • 英訳は初めから英文として作成する必要があること(日本人翻訳者が翻訳し、 ネイティブチェックをかけるという翻訳会社が通常とっている方式では質の確保に限界がある)。
  • 日本語に堪能かつ環境問題に精通しているネイティブあるいはそれに近い人が翻訳をし(ここで英文としての質の高さを確保する)、 それを日本人翻訳者が日本語の意味を正確に反映しているか、また環境用語が正しく使われているかという観点からチェックする (ここで、環境関連文書としての質の高さを確保する)。さらに、それを他のネイティブチェッカーに読んでもらうことで、英文としての完成度を確保すること。

沿革
  • 1994年、フリーランスの翻訳者が集まり、環境問題を専門に翻訳するネットワーク型NPOとして結成。
  • 2002年11月22日、正式に人格なき社団(任意団体)として登録。
  • 2003年、チームの翻訳者が講師となり翻訳講座を開講。より質の高い翻訳者の育成を目指している。2008年秋の講座で第九期を迎える。

所在地・連絡先

環境問題翻訳チーム・ガイア
〒216-0033
川崎市宮前区宮崎2-8-51-301
tel/fax:044-855-8423
メールアドレス:gaiayuki@gaia-translators.jp


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